暑さ・寒さ対策を可能にする断熱リフォーム
まずは断熱リフォームの概要やメリットについてお伝えします。
断熱リフォームとは
断熱リフォームとは、既存住宅の断熱性能を高めるリフォームのこと。築年数が古く断熱性能が十分でない家に、新たな断熱材を追加したり古い断熱材を交換したりするなどで、暑さ・寒さ対策を行います。中には大がかりな工事が必要になるケースもありますが、工期が短いなど場合によっては住み続けながら行うことも可能です。
断熱リフォームで得られる3つのメリット
断熱リフォームを行うメリットは大きく3つあります。
1年中快適に暮らせて光熱費も削減できる
家を高断熱化することで、夏は涼しく冬は暖かい快適な室温をキープできます。過ごしやすくなるだけでなく、冷暖房効率が良くなることで光熱費の削減にも効果的。特に断熱性能がほとんどないとされている築30年以上の家であれば、断熱リフォームすることで光熱費の支払いに大きな差が生じます。家の高断熱化は、環境にも家計にもやさしいリフォームと言えるでしょう。
>>福山市で建てる注文住宅の断熱性能や室温の基準となる省エネ基準・ZEH・HEAT20の違いと光熱費を比較
健康リスクを軽減できる
断熱リフォームにより部屋の温度差が少なくなれば、ヒートショックの予防にもつながります。ヒートショックとは、急激な温度変化が血圧や脈拍に影響を与えてしまう現象のこと。高齢者に多く、毎年ヒートショックによる健康被害が報告されています。こういったリスクを軽減することで、安心して暮らせるようになるのも断熱リフォームの大きなメリットです。
結露対策により耐久性が高まる
部屋の温度差が少ないということは、結露も予防できるということです。結露はカビを発生させ家にダメージを与えるだけでなく、健康に害を及ぼすことも。断熱リフォームで外気の影響を受けにくくすることは、建物の劣化を防ぎ健康的に暮らすことにつながります。
福山エリアで断熱リフォームを行うポイント
ここからは、福山エリアで断熱リフォームを行うポイントについて解説します。
福山エリアの気候特性
広島県の東部に位置する福山市は、人口約46万人が暮らす中核都市。福山市には「フジグラン神辺」や「フレスポ神辺モール」といった商業施設が多く立ち並ぶ神辺町や、国道486号線周辺に「ハローズ駅家モール店」「生鮮食品おだ駅家店」などのスーパーがある駅家町、「福山平成大学」「中国中央病院」といった施設のある御幸町、「福山東IC」があり交通の便が良い蔵王町など、人気のエリアが多数あります。
どのエリアでも気候特性に大きな差はなく、年間を通して温暖な気候が特徴です。雨や雪も少ないため、暮らしやすい町としても知られています。その反面晴れた日が多く、風が弱いことから「放射冷却」を引き起こしやすい条件が整っているエリア。放射冷却とは、冷えた地面が外気温を下げる現象のことです。放射冷却により日中と夜間の気温差が大きくなるため、福山エリアで快適に生活するには断熱性能を高めることが必要となります。
>>福山市の気候を知ろう!快適に暮らすために必要な住宅性能とは?
スーパーウォール工法リフォーム
REC HOUSEでは既存住宅の状態に合わせて適切な断熱リフォームを行うため、スーパーウォール工法リフォームを採用。これにより新築レベルでの高断熱住宅を実現しています。スーパーウォール工法リフォームの特徴は大きく3つです。
プロによる断熱性能診断を実施
断熱リフォーム前に、プロによる断熱性能のチェックを行います。断熱性能診断では、住宅の壁を壊すことなく既存住宅の断熱性能を確認することが可能。建物全体の状態も確認するため、必要に応じて適切な補修を行うこともできます。また、断熱リフォームのメリットが分かりやすいよう施工前後の外皮計算を実施。断熱性能診断は、お客様に納得いただいた上で工事を行うために重要な工程です。
選べる3種類の断熱リフォーム方法
スーパーウォール工法リフォームでは、既存住宅に合わせて3種類の工事で対応しています。具体的には既存の外装材の上から施工する「外壁重ね張り」、既存の外装壁を撤去する「外壁張り替え」、既存の外装や内装材を取り替える「スケルトンリフォーム」です。弊社が断熱材として使用するのは、断熱性能の高い硬質ウレタンフォーム。断熱材区分トップレベルの素材として住宅の断熱性能を高めるほか、断熱材内部の結露発生を抑制する特徴を持っています。そのほか天井断熱には吹込み用グラスウール、床下断熱には吹付け硬質ウレタンフォームを使用。部屋ごとに適した施工方法で、住宅全体の断熱性能を高める工事を行っています。
施工後は全棟で気密測定を実施
住宅の断熱性能を高めるには、気密性能も欠かせません。住宅に隙間があると外気が侵入しやすく、断熱効果を下げてしまうためです。そこでREC HOUSEでは気密性にも配慮した工事を実施。断熱リフォーム後は全棟で気密測定を行うことで、実測値で気密性能を確認しています。気密測定でチェックした数値は「性能報告書」として発行。お客様にも確認いただけるように工夫しています。
参考:福山市HP「環境」参考:気象庁「質問コーナー 放射冷却って何?」参考:福山市「2022年度福山市世帯数及び人口」>>福山市で建てる注文住宅の断熱材の種類を徹底比較、それぞれの特徴や性能、断熱材を選ぶ基準も確認
断熱リフォーム前に知っておきたい補助金制度
経済産業省・環境省が実施する「住宅の断熱性向上のための先進的設備導入促進事業(通称先進的窓リノベ事業)」は、既存住宅における窓の断熱リフォーム費用を補助する制度。工事の合計金額が50,000円以上となる全世帯が申請可能です。補助額の上限は1戸につき2,000,000円と高いのが特徴。ひとつの窓に複数回の改修は認められていませんが、同一住宅で性能等を満たす断熱リフォームを複数回行う場合は、それぞれに申請できます。補助金は、工事終了後に事業者が申請。補助金を申請できる契約期間は2023年12月末までとされていますが、予算上限に達した時点で受付終了となります。窓の断熱リフォームを検討中の方は早めに活用したい制度です。
>>広島県福山市で受けられる補助金は?福山市の支援制度を徹底解説
福山エリアで断熱リフォームを行うならREC HOUSEがおすすめ
断熱リフォームの概要や活用できる補助金制度について紹介しました。断熱リフォームを行うことで得られるメリットはたくさんあります。高断熱住宅は1年中快適に過ごせるだけでなく、家計にも健康にもやさしいのが魅力。国の補助金を活用して断熱リフォームを実施するなら今がチャンスです。興味がある方は、お気軽にREC HOUSEまでお問合せください。
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