断熱性能を示す「UA値」とは
![高気密高断熱住宅とすきまが空いている住宅の違い](https://hyasweb.com/images/store/article_content/resize_1360x/788a65bfeebb3d9aeef1625e3da96718.webp)
UA値が大きいと熱が逃げやすく、冬は寒く夏は暑い住宅になります。一方で、UA値が小さいと熱の移動が少なく、冬は温かく夏は涼しい住宅が実現できます。
また、UA値が小さいと冷暖房をフル稼働しなくても適温が維持でき、光熱費の削減にもつながります。長い間快適に暮らすためにも注文住宅を検討する段階で、どれくらいのUA値の住宅なのか把握しておくことが大切です。
参考元:一般社団法人住宅性能評価・表示協会『新築住宅の住宅性能表示制度 かんたんガイド』
>>注文住宅を建てるなら、断熱性能に注目!広島県福山市の気候も解説
省エネ基準とは
![省エネのイメージ](https://hyasweb.com/images/store/article_content/resize_1360x/6bef731cb0f2906ec32ccbcfbfb50ce1.webp)
2022年に公布された「改正建築物省エネ法」では、住宅における省エネ対策の加速が意図されています。具体的には2025年度を目途に、すべての新築住宅に省エネ基準適合を義務化するように進められています。省エネ基準適合のUA値の最低基準は等級4なので、今後は等級4未満の住宅が建築できなくなります。
参考元:国土交通省『建築物省エネ法について』
地域区分とは
省エネ基準では、全国を8つの区分に分けて基準となるUA値を定めています。日本は地域による外気温の差が大きいため、地域の特性を踏まえて区分けしています。等級4の地域区分別のUA値は下記のとおりです。