狭小地・狭小住宅とは?特徴を知ろう
狭小地とは「狭い土地」という意味を持ち、明確な定義はないものの一般的には20坪以下の土地をいいます。狭小地は、整形地だけでなく台形や三角形などいびつな形をした土地があることも特徴で、狭小地に建築された住宅を「狭小住宅」と呼びます。
主に坪単価の高い都市部など、人口密度高い場所に多くある傾向の狭小地。以下のようなメリットを目的に、近年は狭い土地でも住宅を建てたいといったニーズが増えてきています。
●利便性の良い場所で生活できる
●固定資産税や都市計画税などの税金を軽減できる
坪単価や人口密度が高い土地は、駅チカだったり商業施設が集まっていたりと生活利便性の良い場所が多いことが特徴です。
さらに、土地代や税金など費用面でも恩恵を受けられやすいといえるでしょう。
主に坪単価の高い都市部など、人口密度高い場所に多くある傾向の狭小地。以下のようなメリットを目的に、近年は狭い土地でも住宅を建てたいといったニーズが増えてきています。
●利便性の良い場所で生活できる
●固定資産税や都市計画税などの税金を軽減できる
坪単価や人口密度が高い土地は、駅チカだったり商業施設が集まっていたりと生活利便性の良い場所が多いことが特徴です。
さらに、土地代や税金など費用面でも恩恵を受けられやすいといえるでしょう。
狭小住宅を建てる際に意識したい間取りのポイント
では、狭小地に注文住宅を建てたい場合、どのようなポイントに気をつけて間取りを決めるといいでしょうか。ここでは、狭小住宅・狭小地×間取りで意識したいポイントを5つ紹介します。
家事や生活動線
狭小住宅は、床の面積を確保するために3階建てを建てることが一般的。必然的に階段での移動が多くなるため、家事や生活動線を意識した間取りが重要です。例えば、1階で洗濯した衣類を3階のベランダで干し、乾いたら2階にあるクローゼットにしまう、となると洗濯物だけで階段を何往復もしなければなりません。また、トイレが1階にしかなく3階から毎回下りなければならないのも不便さを感じるでしょう。こういった家族の日常的な動作をどれだけイメージできるかで、暮らしやすい家になるかどうかが大きく変わってきます。
日当たりを意識した設計
狭小地に住宅を建てる場合、隣家との距離が近くなることが多く、日当たりが悪い傾向にあります。そのため、部屋を少しでも明るくできるよう、窓の役割は大切です。また、「開けたら隣家と同じ窓の位置になってしまった」という状態にならないような配置も重要です。家屋の上の方に天窓をつけて吹き抜けにしたり、地窓を設けたりすると、人目を気にせず明かりを上手に確保できるでしょう。このほか、1階や2階にどうしても日当たりを確保しにくいときには、3階にリビングを設けるのもひとつの手段です。
デッドスペースを利用した収納
収納スペースがどうしても確保しにくい狭小住宅では、縦の空間を利用して収納スペースを設けましょう。縦の空間とは、階段下や天井などのデッドスペースのこと。階段下に食品庫を設けたり、ロフトを設置したり、壁面収納をつくったりとさまざまな工夫をすることで、生活スペースに影響することなく収納を確保できます。収納スペースとして使えそうかどうか住宅会社や工務店とよく相談してみましょう。
可動式の間仕切り・スキップフロアの活用
狭小住宅では、間仕切り壁が多すぎると圧迫感を感じやすくなります。そんなときには、可動式の間仕切りなどがおすすめです。可動式の間仕切りがあれば、必要に応じてスペースを仕切ることができ、家族構成の変化にも対応できます。
また、家の中を立体的に区切るスキップフロアの設置も狭小住宅では人気です。スキップフロアは、壁ではなく床の高さを半階ずつずらして空間をゆるく仕切る方法。上下階とは階段でつながっていて、立体感や奥行きを演出できるのが特徴です。
また、家の中を立体的に区切るスキップフロアの設置も狭小住宅では人気です。スキップフロアは、壁ではなく床の高さを半階ずつずらして空間をゆるく仕切る方法。上下階とは階段でつながっていて、立体感や奥行きを演出できるのが特徴です。
機能性を重視したつくり
間取りの工夫もさることながら、狭小住宅では機能性を重視した家づくりも大切です。先述したスキップフロアや天窓を設置した吹き抜けなどは、デザイン性に優れ開放感があるため、狭小住宅にうってつけの方法。しかし、エアコンが効きにくいというデメリットが生じます。そのため建物の断熱性を高め、エアコンの効率を良くする必要があるのです。REC HOUSEでは、国の基準を上回る断熱性能HEAT20 G2グレードを標準仕様とした高断熱の家づくりを提供していますので、エアコンの効きにくさの心配はいりません。
>>注文住宅を建てるなら、断熱性能に注目!広島県福山市の気候も解説
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福山市は狭小住宅を建てるのに向いている?
ここでは、福山市の特徴や周辺環境、坪単価から、狭小住宅に向いているかどうかを検証してみましょう。
福山市の特徴や周辺環境から検証
広島県の東南部に位置している福山市は人口約46万人。日本遺産にも認定された潮街ちの港「鞆の浦」や、日本の100名城に選ばれた「福山城」などが有名で、100万本のばらのまちとしても知られています。
福山市の生活の中心ともいえる福山駅は、山陽新幹線、JR福塩線、JR山陽本線の3つの路線が利用可能。新幹線を使えば広島駅まで約25分、新大阪駅へ約1時間、博多駅へは約1時間半と多方面へのアクセスが楽です。また、リムジンバスを使えば約1時間強で広島空港まで行けるため、全国各地への旅行にも重宝します。周辺の地域へは、路線バスが通っているため、福山駅周辺の交通の便は非常に優れているといえるでしょう。
ほかにも福山駅構内には、90を超えるテナントショップが入る「さんすて福山」、南口周辺に食品スーパー「フレスタ アイネス店」、大型ショッピングセンター「ポートプラザ日化」など商業施設も充実していています。
交通利便性や生活利便性が高い福山駅周辺は、住環境としても人気のエリア。狭小地であってもこの地に住みたいと考える家庭は少なくありません。
>>広島県福山市の治安は良好?安心した家づくりができるエリアとは
福山市の生活の中心ともいえる福山駅は、山陽新幹線、JR福塩線、JR山陽本線の3つの路線が利用可能。新幹線を使えば広島駅まで約25分、新大阪駅へ約1時間、博多駅へは約1時間半と多方面へのアクセスが楽です。また、リムジンバスを使えば約1時間強で広島空港まで行けるため、全国各地への旅行にも重宝します。周辺の地域へは、路線バスが通っているため、福山駅周辺の交通の便は非常に優れているといえるでしょう。
ほかにも福山駅構内には、90を超えるテナントショップが入る「さんすて福山」、南口周辺に食品スーパー「フレスタ アイネス店」、大型ショッピングセンター「ポートプラザ日化」など商業施設も充実していています。
交通利便性や生活利便性が高い福山駅周辺は、住環境としても人気のエリア。狭小地であってもこの地に住みたいと考える家庭は少なくありません。
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福山市の坪単価から検証
国土交通省の「令和6年地価公示の概要」によると、2022年から2024年にかけて広島県の住宅地の地価変動率は3年連続で上昇しています。福山市でみても2024年の公示地価は1平方メートル当たり65,700円で、去年より1.99%上昇。坪単価に換算すると、1坪当たり21万7,193円です。
さらに、福山駅から1~1.5km圏内の光南町エリアや、西町エリアは、坪単価41万円代と高値。2km離れた本庄町中エリアや、西深津町エリアも坪単価20万円以上となかなかの価格です。これらのことを踏まえると、福山駅周辺に住宅を建てたい場合、狭小地を検討する余地は大いにあるでしょう。
参考元:国土交通省「令和6年地価公示の概要」
>>福山市蔵王町の建築相場は?年収や住宅ローン返済額を考慮して予算を組もう
さらに、福山駅から1~1.5km圏内の光南町エリアや、西町エリアは、坪単価41万円代と高値。2km離れた本庄町中エリアや、西深津町エリアも坪単価20万円以上となかなかの価格です。これらのことを踏まえると、福山駅周辺に住宅を建てたい場合、狭小地を検討する余地は大いにあるでしょう。
参考元:国土交通省「令和6年地価公示の概要」
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狭小地に建てるならこんな家!施工例を紹介
最後に、狭小地に家を建てる場合の具体的なイメージを持っていただくために、REC HOUSEの狭小住宅・狭小地×間取りの施工例を紹介していきます。狭小住宅を建てる際の参考にしてみてください。
40坪の狭小地に建つ箱形の家
福山市にたたずむとある注文住宅。40坪ある土地は、狭小地の中では比較的広いといえるほうですが、それでも一般的な1階リビングにしてしまうと景観や採光に難があるため、「2階リビング」という選択肢を取りました。2階をリビングにすることで、隣家の視線も気にならず明るく開放感のある空間を実現。キッチンの家電類はすべて壁面収納にしたため、扉を閉めると存在感がありません。お風呂からランドリールーム、ファミリークローゼットと一直線につなげるなど生活動線も考えています。
REC HOUSEでは、経験豊富なプロの建築家の手によって狭小地でも広く感じさせる狭小住宅・狭小地×間取りを提案しています。
>>施工事例「40坪の狭小地に建つ2階リビングの家」について詳しくはこちら
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狭小地でもREC HOUSEなら理想の家が建てられます!ぜひご相談ください
REC HOUSEは、広島県の地域特性や敷地条件などを熟知しています。建築家とともにお客様との丁寧なヒアリングを通して個性を引き出しつつ「こんな方法があるんだ」と、驚いていただけるようなプロ視点の提案をおこなっています。もちろん、狭小地や変形地でも対応可能です。
また、太陽光や風など自然の力を利用したパッシブデザインを取り入れていることも強みのひとつ。寒い日には太陽光で部屋を暖め、風圧の差を利用して換気をするなど、機械に頼らない暮らしを実現できます。福山市で注文住宅を建てる際は、ぜひREC HOUSEへお声がけください。
また、太陽光や風など自然の力を利用したパッシブデザインを取り入れていることも強みのひとつ。寒い日には太陽光で部屋を暖め、風圧の差を利用して換気をするなど、機械に頼らない暮らしを実現できます。福山市で注文住宅を建てる際は、ぜひREC HOUSEへお声がけください。