広島県福山市ってどんな町？
広島県の南東部に位置する福山市は、約45万の人口と約518k㎡の総面積を誇る大きな街です。人口は広島県内で2番目に多く、1998年に中核市に移行しました。
福山市は瀬戸内海のほぼ中央にあり、北部はなだらかな丘陵地帯、芦田川が流れる中部から南部に都市部が広がっています。瀬戸内式気候に属しているため気候は温暖で、比較的雨が少ない地域です。
福山市には商業施設がいくつも出店しており、とくにJR福山駅の周辺には「サンステーションテラス福山（さんすて福山）」、「天満屋福山店」や「アイネスフクヤマ」などのショッピングセンターが並んでいます。街の中心部だけでなく、市の北側には「フレスポ神辺モール」、西側には「サファ福山」などの大型店舗が出店しているため、買い物に困ることはありません。
市の中心部には、弘法大師が開いたと言われる国宝の「明王院」や「福山城博物館」があり、福山市の歴史や文化にふれることができます。東部にある「春日池公園」は、春の桜や初夏のバラ、秋の紅葉などの四季折々の草花が楽しめます。
内海大橋を車で渡って行くことができる「クレセントビーチ」には巨大アスレチックやキャンプ場があり、夏のレジャーにおすすめの人気スポットです。
福山市は小中一貫教育の全面実施や保育所の待機児童ゼロを達成するなど、子育て支援や教育に力を入れています。子育て世帯にも優しい住みやすい街といえるでしょう。
参考元：福山市「福山市について」参考元：福山市「福山のデータ」参考元：広島県「広島県の人口移動（広島県人口移動統計調査）令和5年6月」参考元：福山移住「おかえりふくやま」＞＞福山市で人気のエリアや坪単価は？注文住宅を建てる際の土地探しのコツ3点＞＞福山市蔵王町の土地相場は？価格の推移や家づくりのポイントについて解説
広島県福山市で利用できる公共交通機関は？
福山市ではJR線や私鉄、路線バスなどの様々な公共交通機関を利用できます。
市内を移動する際は「山陽本線」と「福塩線」の2つのJR線と井原鉄道の利用が便利です。山陽新幹線は福山駅から「のぞみ」と「さくら」に乗車できます。新幹線で移動した場合、広島駅まで約30分、新大阪駅まで約60分、博多駅まで約90分で到着します。
広島市と福山市の往来には高速乗合バスも利用できます。市内には100を超える路線バスが走っており、街の中心部から郊外までの移動もスムーズです。
高速道路を使って車で移動する場合は、岡山市まで約50分、広島市まで約60分で着くので、主な交通手段に自家用車を使う方も多いです。
参考元：福山市「ふくやまのくらしQ＆A」参考元：福山市「交通アクセス」
福山市の通勤環境は？
広島県福山市で利用できる、住宅に関する補助金・支援事業
ここからは住宅に関する福山市の補助金制度を紹介します。（2023年8月現在）
木造住宅耐震診断費補助制度
福山市では、地震の際の住宅の倒壊等による被害の軽減を図るために、「木造住宅耐震診断費補助制度」を行っています。
所定の条件をクリアした木造住宅（戸建住宅または併用住宅）の耐震診断について耐震診断に必要な費用の一部を補助する制度です。
耐震診断の補助額は、耐震診断に必要な費用（※上限３万円）の３分の２の額以内です。ただし、補助額は２万円が上限です。
参考元：福山市「木造住宅耐震診断費補助制度について」
木造住宅耐震化促進補助事業
古い木造家屋の耐震改修工事や建替え工事、除却工事などにかかる費用の一部を補助金として受け取れる制度です。補助金の対象となる住宅には、1981年5月31日以前に着工して建てられた住宅であることや、地下を除いて2階以下の建物であることなどの条件が定められています。
補助額は耐震化工事の内容によって異なり、上限10万円から上限100万円まで。補助金の対象となる耐震化工事には、福山市が指定する耐震シェルターや耐震ベッドの設置も含まれます。
参考元：福山市「木造住宅耐震化促進補助事業について」＞＞福山市蔵王町は水害の影響を受けやすい？注文住宅の水害対策と耐震性についても解説
広島県福山市の医療に関する補助金・支援事業
マイホーム購入後も、家族の健康を保つために必要になるのが医療費。とくに成長途中の子どもは免疫力が弱く、様々な病気にかかることも。ここでは、広島県福山市で申請できる医療に関する補助金や支援事業を紹介します。
子ども医療費助成事業
中学3年生までの子どもが医療機関を受診した際に、窓口で支払う診療費の一部を福山市が助成する制度です。助成を受けることで、診療費の支払いが1医療機関につき1日500円が上限になります。
さらに同じ医療機関に通院する場合は、ひと月の診療費の支払いが4回まで、入院の場合は14日分支払うと、以降の診療費が無料になります。
2023年8月時点では申請者の所得制限がありますが、10月1日から所得制限が撤廃される予定です。
参考元：福山市「子ども医療費助成事業の概要について」
自立支援医療(育成医療)
身体に障がいがある児童や、治療せずに放置する一定の障がいが残ると認められた児童を対象にした医療費助成制度です。指定医療機関で障がいを改善する治療を受けた際に、医療費の自己負担分が助成されます。
助成額は、保険診療で支払った医療費の1割。所得の状況などによって、月ごとの負担限度額が決定されます。
参考元：福山市「自立支援医療(育成医療)」
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広島県福山市で利用できる補助金や助成制度についてご紹介しました。福山市は住宅だけでなく医療に関する補助金や助成制度も充実しているので、子育て世帯でも安心して暮らすことができる街です。
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